・ユーロ/スイスフランのスプレッドって広い?狭い?
・スプレッドが狭い海外FX業者ってどこ?
・稼げるトレード手法ってあるの?
ユーロ/スイスフランでトレードがしたいけど、平均スプレッドや最適な業者が分からずどうしたらいいか分からないという方もいるでしょう。
ユーロ/スイスフランで取引するなら、海外FXのスプレッドが狭い業者を利用しないと損をします。
海外FX歴10年以上の筆者は、さまざまな海外FX業者でユーロ/スイスフランの通貨ペアでトレードをしてきました。
この記事は、ユーロ/スイスフランのスプレッドの特徴や他社との比較、スワップポイントやおすすめのトレード手法などをまとめています。
ユーロ/スイスフランのスプレッドが狭い業者やスプレッドに適したトレード手法が分かります。
ちなみに、ユーロ/スイスフランのスプレッドが狭い業者はGEMFOREX。
それでは詳しく見ていきましょう。
この記事のポイント
ユーロ/スイスフランのスプレッドが一番狭い海外FXは「GEMFOREX」です。
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も く じ
スプレッドとは?
スプレッドとは、FXの取引コストの1つで「買値-売値」で計算することができます。
スプレッドには「pips」という共通単位が使われています。
Pipsと円、ドル、スイスフランには以下のような関係があります。
「1pips=0.01円=0.0001ドル=0.0001スイスフラン」
たとえば、ユーロ/スイスフランの買値が「1.04650スイスフラン」、売値が「1.04635スイスフラン」だったとします。
買値と売値の差は、「1.04650スイスフラン-1.04635スイスフラン=0.00015スイスフラン」となります。
Pipsに変換すると1.5pipsになります。
通貨ペアに買値と売値の2つの価格が設定されているのは、買値と売値の差(スプレッド)を手数料として徴収するためです。
「買値で注文したら売値で決済、売値で注文したら買値で決済」のように、注文した価格とは別の価格で決済しなければなりません。
つまり、取引するごとにスプレッドは自動的に徴収されているというわけです。
スプレッドが小さいほど取引コストも小さくなるため、FXではスプレッドが重要と言われています。
スプレッドについてもっとくわしく説明したページもありますので、こちらもご参考ください。
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)の特徴
ここでは、ユーロ/スイスフランの特徴を以下の順番で解説します。
- ユーロとスイスフランについて
- ユーロ/スイスフランの値動き要因
- 過去にはスイスフランショックが発生したことも
それでは1つずつ見ていきましょう。
ユーロとスイスフランについて
ユーロはEUが発行している通貨、スイスフランはスイスが発行している通貨になります。
どちらも欧州の通貨で取引高はユーロの方が多くなっています。
スイスの取引高は欧州だとユーロ、ポンドに次ぐ多さで規模は大きくありません。
しかし、スイスの産業は金融・観光・工業・化学などが中心であるため、資源国のように資源量に経済が左右されにくく、またスイスが永世中立国という立場をとっていることから地政学リスクに強く値動きは比較的安定しています。
ユーロ/スイスフランの値動き要因
ユーロ/スイスフランの主な値動き要因は、EUとスイスの経済バランスです。
スイスの経済は安定しているため、EUの経済がユーロ/スイスフランの価格に大きく影響します。
EUの景気が下向くとスイスフラン高、EUの景気が上向くとスイスフラン安に進みます。
またスイスフランは戦争やテロなどの有事の際に買われるリスク回避通貨でもあります。
主要国で地政学リスクが高まったときはスイスフラン高が進みます。
過去にはスイスフランショックが発生したことも
スイスフランは2015年に大暴騰した過去があります。
1ユーロ1.20スイスフランで推移していた価格が1ユーロ0.86スイスフランまで暴騰し、多くのトレーダーが損失を出したことからスイスフランショックと呼ばれています。
影響はトレーダーだけでなく、倒産した証券会社もありました。
スイスフランショックが発生した原因は、スイス国立銀行が「1ユーロ=1.20スイスフランの上限を廃止」したためです。
もともとは上限を設定することでスイスフランの高騰を防いでいました。
しかし、スイスフラン安が続いていたことを問題視していた国民に圧力をかけられる形でスイスフランの上限撤廃を行いました。
スイスフランショックによって「スイスフランは危ない通貨」というイメージを持っているトレーダーは多いです。
しかし、現在はスイスフランショックを起こすような要因や可能性は少なく、他の通貨に比べても安定性が高い通貨と言えます。
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)のスプレッドを海外FX10社で比較
海外FX | 一般口座 | スプレッドが狭い口座 (取引手数料込) | 解説 |
---|---|---|---|
![]() | 2.4pips | 0.7pips | 解説ページ |
![]() | 2.4pips | 1.5pips | 解説ページ |
![]() | 2.4pips | 1.4pips | 解説ページ |
![]() | 2.5pips | 1.0pips | 解説ページ |
![]() | 2.2pips | 1.5pips | 解説ページ |
![]() | 2.4pips | 1.3pips | 解説ページ |
![]() | 2.5pips | 1.6pips | 解説ページ |
![]() | 2.8pips | 1.2pips | 解説ページ |
![]() | 2.9pips | 1.5pips | 解説ページ |
![]() | 2.7pips | 1.6pips | 解説ページ |
上の表は、人気の海外FX業者10社のユーロ/スイスフランの平均スプレッドを比較した表です。
海外FXは初心者向けの一般口座と、中級者以上向けのスプレッドが狭い口座を提供している業者がほとんどです。
スプレッドが狭い口座は、「初回入金額が高い」、「ボーナスがない」、「取引手数料がかかる」などのデメリットがある代わりに、狭いスプレッドで取引を行うことができます。
スプレッド比較表は、一般口座とスプレッドが狭い口座に分けています。
一般口座だと一番スプレッドが狭いのはAXIORYの2.2pips、スプレッドが狭い口座だとGEMFOREXの0.7pipsです。
ちなみにGEMFOREXのスプレッドが狭い口座は「ノースプレッド口座」と言い、他の海外FX業者のスプレッドが狭い口座タイプと違って取引手数料がかかりません。
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)のスワップポイント一覧
海外FX | 買いスワップ | 売りスワップ | 解説 |
---|---|---|---|
![]() | -481円 | -620円 | 解説ページ |
![]() | -520円 | -585円 | 解説ページ |
![]() | -410円 | -670円 | 解説ページ |
![]() | -250円 | -510円 | 解説ページ |
![]() | -235円 | -490円 | 解説ページ |
![]() | -342円 | -643円 | 解説ページ |
![]() | -285円 | -513円 | 解説ページ |
![]() | -241円 | -492円 | 解説ページ |
![]() | -383円 | -619円 | 解説ページ |
![]() | -290円 | -532円 | 解説ページ |
上の表は、人気の海外FX業者10社のユーロ/スイスフランのスワップポイントを比較した表です。
この表をもとに以下の順番でユーロ/スイスフランのスワップポイントについて解説します。
- スワップポイントとは
- ユーロ/スイスフランはスワップ狙いに適していない
1つずつ見ていきましょう。
スワップポイントとは
スワップポイントとは、二か国間の金利差調整分です。
低い金利の通貨で高い金利の通貨を購入するとスワップポイントの利益が1日1回付与されます。
反対に高い金利の通貨で低い金利の通貨を購入すると、スワップポイントの損失が1日1回口座から差し引かれます。
またスワップポイントは業者によって異なり、中には買いも売りもスワップポイントがマイナスになる通貨ペアもあります。
これはスワップポイントからも一定の手数料が差し引かれるためです。
スワップポイント狙いのトレーダーは、1つのポジションを数週間から数年保有することもあります。
ポジションを長く持ってしまうと海外FX業者はスプレッドの収入が入らなくなるため、スプレッドの代わりにスワップポイントから毎日手数料を差し引くというわけです。
そのため、短期的な取引ではスプレッドが重要であるものの、長期的な取引ではスプレッドよりもスワップポイントの方が重要になります。
ユーロ/スイスフランはスワップ狙いに適していない
ユーロ/スイスフランは、買いも売りもスワップポイントはマイナスです。
これはユーロとスイスフランの金利差が小さいことが理由になります。
ポジションを保有すればするほど損失が大きくなるため、ユーロ/スイスフランで取引するならスワップ狙いの長期運用は避けた方がよいでしょう。
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)のおすすめのトレード手法
ユーロ/スイスフランのおすすめのトレード手法は以下の2つです。
- 一般口座でスタンダードに攻めるならデイトレード
- スプレッドが狭い口座で効率よく稼ぐならスキャルピング
1つずつ解説します。
一般口座でスタンダードに攻めるならデイトレード
比較的スプレッドが広い一般口座を利用するなら、数時間〜1日に1回くらいの頻度で取引を行うデイトレードがおすすめです。
デイトレードなら1回あたりの取引で狙う利幅が大きいことや取引回数が少ないことから、スプレッドが多少広くても問題ありません。
ユーロ/スイスフランのデイトレードはトレンドを狙うと稼ぎやすいため、トレンド系のインジケーターを使ってテクニカル分析を行い、分析結果をもとにエントリーや決済のポイントを探りましょう。
スプレッドが狭い口座で効率よく稼ぐならスキャルピング
スプレッドが狭い口座を利用するなら、数秒から数分間隔で取引を行うスキャルピングがおすすめです。
スキャルピングは何度も取引を繰り返して薄い利益を積み上げていく手法で、為替変動のリスクに強いことやロスカットしにくいなどのメリットがあります。
取引回数が多いスキャルピングをするならスプレッドが狭い業者選びが重要です。
GEMFOREXのノースプレッド口座なら0.7pipsという狭いスプレッドで取引ができるのでスキャルピングにも最適です。
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)の見通し
ユーロ/スイスフランの目先の値動きは、ウクライナ情勢に大きく左右されることが予想されます。
ロシアのウクライナ侵攻によってEUの地政学リスクが高まったことでスイスフランが買われて、2022年2月には1.05スイスフランから1.00スイスフランまで高騰しました。
2022年5月には元の水準まで戻っているものの、今後の動向によっては再びスイスフランが高騰する可能性もあります。
欧州の地政学リスクが高まっていることから、相場急変のリスクに備えてポジションは短く持つことや取引量を上げすぎないようにするなどの対策をしながら取引をしましょう。
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)のスプレッドに関するよくある質問
ここでは、ユーロ/スイスフランのスプレッドに関するよくある質問をまとめています。
- ユーロ/スイスフランのスプレッドはどれくらいですか?
- ユーロ/スイスフランのスプレッドが狭い業者を教えてください
- ユーロ/スイスフランのスプレッドに適したトレード手法を教えてください
ユーロ/スイスフランのスプレッドはどれくらいですか?
一般口座だと2.0pips〜3.0pips、スプレッドが狭い口座だと0.7pips〜1.5pipsほどです。
ユーロ/スイスフランのスプレッドが狭い業者を教えてください
一般口座だとAXIORY、スプレッドが狭い口座だとGEMFOREXです。
ユーロ/スイスフランのスプレッドに適したトレード手法を教えてください
一般口座ならデイトレード、スプレッドが狭い口座ならスキャルピングがおすすめです。
まとめ:ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)のスプレッドについて
ユーロ/スイスフランの平均スプレッドは、一般口座で2.0pips〜3.0pips、スプレッドが狭い口座では取引手数料を含めて0.7pips〜1.5pipsほどです。
ユーロ/スイスフランのスプレッドが狭い海外FX業者はAXIORYとGEMFOREXで、特にGEMFOREXは取引手数料を含めて0.7pipsという狭いスプレッドで取引を行うことができます。
値動きは比較的安定しているため、FX初心者でもエントリーしやすい通貨ペアになります。
スプレッドの狭さが重要となるスキャルピングをするなら「GEMFOREX」がおすすめ!
筆者がおすすめする人気海外FX会社GEMFOREX

GEMFOREXの詳細 | |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | 〇 |
約定率 | 99.99%が0.78秒以内に執行 |
最低取引枚数 | 1,000通貨 |
ドル円スプレッド | 1.2pips~ |
手数料 | 無料 |
日本語サポート | 24時間 |
金融ライセンス | モーリシャス金融ライセンス(GB21026537) |
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