海外FXはいくらから始められるかを徹底解説!
10年以上の海外FX経験を持つ筆者が、実際に取引を始めた資金や利益などをトレードスタイルごとに紹介。
さらに海外FXで稼ぐコツやリスクなども分かりやすく解説。
海外FXは少額資金で大きな利益を狙える投資として知られています。
この仕組みを実現しているのがレバレッジ。
レバレッジを活用すれば100円でも取引を始められますが、それなりに稼ぐためにはもっと多くの資金が必要です。

も く じ
トレードルールを自分で決める
海外FXに必要な資金はトレードスタイルによって異なります。
トレードスタイルには、取引時間が短い順からスキャルピング・デイトレード・スイングトレード・ポジショントレードの4つがあります。
まずはトレードスタイルごとに狙う利幅と損切り幅を見ていきましょう。
スマホでご覧の方は横にスクロールできます→
スタイル | 取引の特徴 | 目標利幅 | 損切り幅 |
---|---|---|---|
スキャルピング | 数秒~数分の取引を 1日に数十回 | 5~30pips | 3~15pips |
デイトレード | 数十分~1日の取引を 1日に数回 | 10~100pips | 5~50pips |
スイングトレード | 数日~数週間の取引を 30~300pips | 30~300pips | 15~150pips |
ポジショントレード | 数カ月~数年の 取引を1年に数回 | 100~1000pips | 50~500pips |
狙う利幅や損切り幅が異なってくると、取引に必要な資金も変わってきます。
海外FX初心者であれば、為替変動のリスクが小さいスキャルピングやデイトレードなどがおすすめです。
短い時間間隔の取引に慣れたら、スイングトレードやポジショントレードなども並行して行うと効率よく利益を出せます。
FX用語のロットとは?
海外FXの利益や損失を考える上で重要になるのがロットです。
ロットとは取引単位のことで、海外FXの場合は「1ロット=10万通貨」になります。
ロットと通貨量の関係
- 1ロット:10万通貨
- 0.1ロット:1万通貨
- 0.01ロット:1000通貨
たとえば、1ドル100円の通貨で取引を行う場合に1ロットの取引をするために必要な資金は100円×10万通貨=1000万円です。
海外FX業者の多くは最低取引量を1000通貨としているので、0.01ロットから取引ができることになります。
取引量を計算する上でロットは便利な単位ですが、業者や口座タイプによっては「1ロット=1万通貨」や「1ロット=1000通貨」のように単位が異なっている場合があります。
ロットの単位が変わるケースがあることから、この記事で取引量を紹介する場合は1000通貨や1万通貨のようにロットを用いずに紹介します。
資金はこれくらい必要
次にトレードスタイルごとに必要な最低資金を紹介します。
スマホでご覧の方は横にスクロールできます→
スタイル | おすすめ レバレッジ | 1000通貨取引に 必要な資金 | 1万通貨取引に 必要な資金 | 10万通貨取引に 必要な資金 |
---|---|---|---|---|
スキャルピング | 500倍 | 200円 | 2000円 | 2万円 |
デイトレード | 50倍 | 2000円 | 2万円 | 20万円 |
スイング トレード | 10倍 | 1万円 | 10万円 | 100万円 |
ポジション トレード | 5倍 | 2万円 | 20万円 | 200万円 |
※1ドル100円の通貨で取引することを想定
※証拠金維持率が100%になるように計算
多くの海外FX業者は1000通貨から取引ができます。
大きなレバレッジが使えるスキャルピングなら1000通貨の取引を200円で始めることができます。
大きなレバレッジが使いにくいスイングトレードやポジショントレードになると1000通貨の取引でも数万円の資金が必要です。
FXはいくらからはじめるのがベスト?
海外FXは1万円からはじめるのがベスト。
スキャルピングやデイトレードなら1回あたり1000円以下の資金で取引できますが、最初から効率よく勝ち続けられるとは限りません。
負けることも想定して1万円以上の資金を用意しておくと安心です。
スイングトレードやポジショントレードなどは数万円の資金が必要になるため、少額資金で始めるのには不向き。
まずはスキャルピングやデイトレードで利益を増やし、資金が5万円以上になったらスイングトレードやポジショントレードに挑戦する流れがよいでしょう。
これくらい稼げる
以下の表は、トレードスタイルごとの利幅と損失幅から狙える利益や損失などをまとめています。
スマホでご覧の方は横にスクロールできます→
スタイル | 利幅と損失幅 | 1000通貨取引の 利益と損失 | 1万通貨取引の 利益と損失 | 10万通貨取引の 利益と損失 |
---|---|---|---|---|
スキャルピング | 利幅:15pips 損失幅:7.5pips | 利益:150円 損失:75円 | 利益:1500円 損失:750円 | 利益:1万5000円 損失:7500円 |
デイ トレード | 利幅:50pips 損失幅:25pips | 利益:500円 損失:250円 | 利益:5000円 損失:2500円 | 利益:5万円 損失:2万5000円 |
スイング トレード | 利幅:200pips 損失幅:100pips | 利益:2000円 損失:1000円 | 利益:2万円 損失:1万円 | 利益:20万円 損失:10万円 |
ポジション トレード | 利幅:500pips 損失幅:250pips | 利益:5000円 損失:2500円 | 利益:5万円 損失:2万5000円 | 利益:50万円 損失:25万円 |
※1ドル100円の通貨で取引することを想定
一番小さい利幅のスキャルピングだと、1回あたりの取引で得られる利益は1000通貨の取引で150円ほどです。
一番大きい利幅のポジショントレードだと、1回あたりの利益で得られる利益は1000通貨の取引で5000円ほどになります。
スキャルピングは1回あたりの利益が小さいですが、1日に数十回の取引を行うため、10回勝つことができれば1500円の利益になります。
スキャルピングやデイトレードは取引回数を増やすことで利益を効率よく増やすことも可能。
リスクもある
海外FXには損失を被るというリスクもあります。
勝つことだけでなく、負けることも考えた上で戦略を立てることが大事!
損切りも戦略の1つになります。
損切り幅は、狙う利幅の半分程度に設定するのがコツです。
損小利大にすることで大きく負けるリスクを減らし、負けが続いても1回の勝ちで負けた分を回収できます。
ちなみに、海外FXは国内FXと違って借金を背負うリスクはありません。
国内FXは急な為替変動などでロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになった場合に借金の返済(追証)が必要です。
その点、海外FXには「追証なしのゼロカットシステム」と言って、口座のマイナス残高を海外FX業者が補填してくれるシステムがあります。
海外FXはリスクが高いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、国内FXだと借金のリスクがあることや海外FXなら借金のリスクが0であることを踏まえると、海外FXの方が安全に安心して取引できます。
海外FXで稼ぐなら
ここでは、海外FXで稼ぐコツを3つ紹介します。
2%ルールに基づいて取引をしよう
海外FXでリスクを抑えながら取引するためには2%ルールを順守!
2%ルールとは、1回取引あたりの取引で許せる損失額を資金の2%に設定する手法です。
たとえば、1万円を元手に取引するなら200円の含み損、10万円を元手に取引するなら2000円の含み損を抱えた時点で取引を終了させます。
2%ルールに基づいた取引を行うことで大きな損失が発生しないメリットがあります。
複利運用をしよう
海外FXで稼ぐコツは複利運用!
複利運用とは、FXで出した利益を元本に加えて雪ダルマ式に利益を増やす運用法です。
利益を元本に上乗せして取引資金を増やせるので、さらに大きな利益が期待できます。
取引で得た利益はなるべく運用資金に回して効率よく利益を増やしましょう。
勝率60%を目指そう
残念ながら、FX投資で勝ち続けることはできません。
利益を出すためには、勝率60%を目指しましょう。
勝率を把握するためにも、トレード記録をつけることをおすすめ!
1日単位、1カ月単位、1年単位で勝率を算出し、勝率が60%に達してない場合は何が原因か追究して改善します。
手間がかかりますが、勝てるトレーダーは自己分析もしっかり行っています。
まずは自分がどれくらい勝てるトレーダーかどうかを把握するためにも勝率を算出してみましょう。
筆者がおすすめする人気海外FX会社GEMFOREX

GEMFOREXの詳細 | |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | 〇 |
約定率 | 99.99%が0.78秒以内に執行 |
最低取引枚数 | 1,000通貨 |
ドル円スプレッド | 1.2pips~ |
手数料 | 無料 |
日本語サポート | 24時間 |
海外FXスプレッド関連記事
- 海外FX「GEMFOREX」スプレッドはフラッシュクラッシュ時にご注意!
- 変動スプレッドとは?海外FX業者を比較しておすすめを紹介!
- 海外FXの固定スプレッドとは?メリット・デメリットも紹介します
- 海外FXで稼ぐならまずはスイングトレード!(スプレッドのチェックも大切!)
- 【無料】MT4でスプレッドの表示と見方。無料インジケーターを紹介
- 【スプレッドとは?】原則固定スプレッドなどFXのスプレッド3種類の解説
- AXIORY(アキシオリー )の早朝スプレッドは広がる?評判は??
- 海外FXのスプレッドが広いのに人気のある理由
- Tradeviewの口座開設方法をわかりやすく説明します!
- 海外FXのスプレッドには固定と変動がある。損をしない方はどっち?
- 海外FXだけでゴールドのスプレッドを比較。どれくらい稼げるのかも解説!
- リアルタイムスプレッドとは?海外FXでスプレッドが狭い会社は?
- Tradeviewの評判・レビュー。低スプレッドの噂の真相は!?
- 海外FXの手数料は高い?スプレッドと取引手数料の違いついて解説
- 【なぜ】早朝にスプレッドは広がるのか?海外FXは朝のスプレッドに要注意!
- STP口座とECN口座のスプレッド比較とおすすめの海外FX業者を紹介
- STP口座のスプレッド比較とおすすめの海外FX業者を紹介
- ECN口座とは?ECN口座スプレッド比較!おすすめの海外FX業者を紹介
- 海外FXおすすめ口座ランキング!トレードスタイル別で紹介します
- 【海外FX】CFD取引のスプレッドを比較!スプレッドの狭い会社8社紹介
- 海外FXのスキャルピング手法や注意点とおすすめの会社
- 実質スプレッドとは!?海外FX4社の実質スプレッドを比較
- 海外FXのメリット・デメリットを国内FXと比較。忖度なしで総評!
- スプレッドが広がった時の損切方法と広がる理由について解説
- TitanFXの評判は悪い??ストップ狩りにも言及
- Tradeviewの出金方法、ルール、注意事項、出金拒否は?
- 海外FXの平均スプレッドとは?海外FX業者をスプレッドで比較する際の注意点
- 海外FX業者Tradeviewの早朝スプレッドは広がる?他社と比較
- 海外FXいくらから始められる?いくら儲かる?国内と比較