スプレッドとは?スプレッド4種類の解説とお得なスプレッド

【スプレッド4種類のメリットデメリット】原則固定スプレッドと変動スプレッドの違いとお得なのはどちら?

スプレッドのタイプには、大きく分けて「固定スプレッド」「変動スプレッド」「原則固定スプレッド」「キャンペーンスプレッド」など種類があります。

そもそもスプレッドとは?

スプレッドとは、「買値(ASK)」と「売値(BID)」の2つの値段があり、この値幅のことを意味します。
例えば、売値が100.000円、買値が100.300円の時、スプレッドは0.3円になります。
このレートが変わらない時に、単純に買って売ってをするとトレーダーは0.3円の損になるのです。

このスプレッドがFXトレードの手数料となります。

スプレッドは取引ごとに発生するため、スキャルピング中心の海外FXだとスプレッドのコストは多くなります。

そのため、海外FXではスプレッドの狭さにこだわるトレーダーが非常に多いです。

「スプレッドの狭さにこだわる」と言っても、単に狭いスプレッドを提示しているFX業者が良いとは限りません

それぞれのスプレッドタイプの違いや、スプレッド方式から海外FX業者を選ぶポイントについて解説します。

スプレッドの種類

海外FXのスプレッドには4つのタイプがあります。

スプレッドの種類①完全固定スプレッド

完全固定スプレッドは、どんな状況でもスプレッドが変化しません。

そのため、

  • 数十年に1度の経済危機
  • 経済指標発表
  • 早朝
  • 自然災害

など、スプレッドが広がりやすい時間帯や出来事が起こっても、スプレッドの広がりを気にする必要がありません。

スプレッドが広がりやすいタイミングは、レートの動きも大きくなっているのが一般的です。

そのため、為替差益を狙って積極的にトレードする人も増えますが、スプレッドが広がっている分、なかなか利益につながりません。

完全固定スプレッドなら、スプレッドはそのままに大きなレート変動で利益が狙えます

スプレッドが広がらないため、スプレッドのスリッページを防げるメリットもあります。

完全固定スプレッドのデメリットは、レートの動きが緩やかなタイミングでもスプレッドが広めに設定されていることです。

相場が急変してもスプレッドを変えられないので、市場が落ち着いているタイミングでスプレッドを回収します。

スプレッドの種類②原則固定スプレッド

多くの海外FX業者が採用しているスプレッドが原則固定スプレッドです。

基本的にFX業者が提示しているスプレッドで取引しますが、相場が急変するとスプレッドも変化します

特に、

  • 震災などの天変地異
  • 中央銀行の為替介入
  • 早朝や年末などで市場の流動性が低下
  • 重要指標発表

などは、原則固定スプレッドでもスプレッドは変化します。

完全固定スプレッドに比べると、市場が落ち着いているときは原則固定スプレッドの方が狭いスプレッドでトレードできるのがメリットです。

為替レートが大きく動くタイミングを狙ったトレード以外で、ハイレバレッジ&スキャルピングするトレーダーにとっては取引しやすい環境といえるでしょう。

原則固定スプレッドのデメリットは、“原則”という定義が曖昧になっている点です。

同じ原則固定スプレッドでも、すぐにスプレッドが変わる業者もあれば、なかなかスプレッドが変わらない業者もあります。

スプレッドが簡単に変わってしまう業者なら、原則固定の意味はありません。

また、原則固定スプレッドだと相場の急変時のトレードでスプレッドが拡大して大きな損失を出すリスクも忘れてはいけません。

スプレッドの種類③変動スプレッド

変動スプレッドは、市場の状況に合わせてスプレッドが刻々と変化します。

完全固定スプレッドや原則固定スプレッドに比べて、平常時は狭いスプレッドで取引できるメリットがあります。

デメリットは市場が大きく動くと、他のスプレッドタイプに比べてスプレッドの広がり方は大きくなることです。

変動スプレッドは、市場の変動に対するリスクを負っているため、平常時は狭いスプレッドで提供できますが、市場が動くとスプレッドは広くなります。

変動スプレッドは取引口座において提供される売値や買値の価格が、各海外FX業者にレートを提供しているインターバンクから取得したもので、最適な価格で提供されています。

そのため、もっとも相場に適したスプレッドといえるでしょう。

ただし、スプレッドは刻々と変化するため、スプレッドを加味したトレードの損益を計算するのが面倒なことや、

相場の急変時に負うスプレッドの損失が大きくなる恐れがあります。

スプレッドの種類④キャンペーンスプレッド

キャンペーンスプレッドは、FX業者がキャンペーンの一環として提供しているサービスです。

口座開設してから一定期間中はかなり狭いスプレッドでトレードできます。

一般的に原則固定スプレッドで提供し、キャンペーン期間が終わってしまうと元のスプレッドタイプに戻ります。

キャンペーンスプレッドは一度だけでなく、定期的に行っている業者もあります。

キャンペーンでスプレッドが狭くなっているタイミングを狙い、スキャルピング×ハイレバレッジで稼ぐことも可能です。

一方、デメリットとしては低スプレッドでの取引が継続できない点です。

「キャンペーンが終わると、他の業者よりもスプレッドが広い!」というケースも少なくありません。

業者はキャンペーンの狭いスプレッドをオープンに提示する傾向にあるため、平常時のスプレッドがどれくらいなのかチェックしておく必要があります。

スプレッドタイプに合わせたトレードスタイル

変動スプレッドと固定スプレッドでは、適しているトレードスタイルも違ってきます。

自分のライフスタイルに合わせたトレードスタイルを把握し、スタイルに合ったスプレッドタイプを選ぶのがベストです。

ここでは、変動スプレッドと固定スプレッドに向いているトレードスタイルを紹介します。

固定スプレッドに向いているトレード

固定スプレッドに向いているトレードスタイルは、値動きの激しいタイミングをピンポイントに狙うスタイルです。

ハイレバレッジが使える海外FXは、1pipsの利益でも100倍、1000倍と増やせます。

レートが大きく動いているタイミングであれば、簡単に1pipsの利益を狙えます。

しかし、スプレッドが広がっているとスプレッドの回収ができないまま、含み損が増してロスカットする可能性も出てきます。

その点、固定スプレッドなら変動スプレッドのようにスプレッドは広くならず、スプレッドの含み損も含み益に転じやすくなります。

まとめると固定スプレッドは、

  • 取引が少ない朝の時間帯のトレード
  • 取引が少ない年末年始やゴールデンウィークのトレード
  • 経済指標発表前後のトレード
  • レートの動きが大きいタイミングでの集中トレード

などに向いています。

変動スプレッドに向いているトレードスタイル

変動スプレッドに向いているトレードスタイルは、値動きが小さくスプレッドが狭いタイミングを狙って行うスキャルピングです。

固定スプレッドに比べて狭いスプレッドでトレードができるため、何十、何百回とトレードしたときに支払うスプレッドには大きな差が生じます。

例えば、0.5pipsの固定スプレッドと、0.3pipsの変動スプレッドで取引する場合、1回の取引で生じるスプレッドの差は0,2pipsと小さいです。

しかし、10回の取引で2pipsの差、100回の取引で20pipsの差が生じます。

取引回数が多いスキャルピングにおいては、0.1pipsの差でもかなり大きくなるのです。

1日に1回程度のデイトレードでも、月単位・年単位で見ていくと1回の取引で生じるスプレッドの小さな差が積もるに積もって大きな差になります。

まとめると変動スプレッドは、

  • 相場が安定している時のスキャルピング
  • 相場が安定している時のデイトレード

などに向いています。

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