Anzo capitalは、2016年に設立した海外FX業者で、2018年からは完全日本語対応サービスを開始して日本でも口座開設者が増えています。
Anzo capitalで開設できる口座は、スタンダード口座・RAW口座の2タイプがあります。
スプレッドの狭さはどちらも平均以上と言われていて、スプレッド重視のトレーダーからも高い人気があります。
実際にどれくらいのスプレッドで取引できるのでしょうか。
この記事では、Anzo capitalのスプレッドを徹底解説していきます。
もくじ
Anzo capitalの口座スペックとスプレッドの特徴
Anzo capitalの口座タイプには、スタンダード口座とRAW口座の2種類があります。
まずは口座スペックについて見てみましょう。
項目 | スタンダード口座(STP) | RAW口座(ECN) |
レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
プラットフォーム | MT4 | MT4 |
最小取引金額 | 1万円~ | 1万円~ |
最小取引単位 | 1000通貨 | 1000通貨 |
最大取引量 | 500万通貨 | 500万通貨 |
スプレッド | 1.2pips~ | 0.1pips~ |
取引手数料 | 無料 | 0.7pips~(※) |
(※)10万通貨の取引あたりの手数料
スタンダード口座のスプレッドは1.1pips~とSTP口座の中ではかなり狭くなっています。
取引量やレバレッジ、最小取引量などは平均的なスペックで、スプレッドの狭さがAnzo capitalの売りの1つです。
それでは、各口座のスプレッドについて詳しく見ていきましょう。
スタンダード口座のスプレッド
ここでは、Anzo capitalのスタンダード口座における平均スプレッドをまとめています。
(メジャー・マイナー通貨)
通貨ペア | スプレッド(pips) |
USD/JPY | 1.5 |
EUR/JPY | 1.4 |
EUR/USD | 1.2 |
GBP/JPY | 1.9 |
AUD/JPY | 1.6 |
EUR/GBP | 1.5 |
AUD/USD | 1.3 |
CAD/JPY | 1.6 |
NZD/JPY | 1.9 |
(エキゾチック通貨)
通貨ペア | スプレッド(pips) |
EUR/DKK | 1.5 |
USD/TRY | 11 |
USD/SGD | 3.5 |
USD/HKD | 11 |
USD/SEK | 13 |
メジャー・マイナー通貨のスプレッドは1.0~2.0pipsの間にあり、特にポンドやニュージランドなどが絡む通貨ペアは狭くなっています。
エキゾチック通貨についてはスプレッドが広めになっていますが、ユーロ/デンマーククローネの通貨ペアはメジャー・マイナー通貨とほとんど変わらないスプレッドです。
RAW口座
ここでは、Anzo capitalのRAW口座における平均スプレッドをまとめています。
(メジャー・マイナー通貨)
通貨ペア | スプレッド(pips) | 取引コスト(pips) (スプレッド+取引手数料) |
USD/JPY | 0.4 | 1.1 |
EUR/JPY | 0.3 | 1.0 |
EUR/USD | 0.1 | 0.8 |
GBP/JPY | 0.7 | 1.4 |
AUD/JPY | 0.4 | 1.1 |
EUR/GBP | 0.4 | 1.1 |
AUD/USD | 0.2 | 0.9 |
CAD/JPY | 0.5 | 1.2 |
NZD/JPY | 0.6 | 1.3 |
(エキゾチック通貨)
通貨ペア | スプレッド(pips) | 取引コスト (スプレッド+取引手数料) |
EUR/DKK | 1.1 | 1.8 |
USD/TRY | 3.1 | 3.8 |
USD/SGD | 0.4 | 1.1 |
USD/HKD | 2.2 | 2.9 |
USD/SEK | 12.7 | 13.4 |
メジャー・マイナー通貨のスプレッドはすべて1.0pipsを下回っており、取引手数料(0.7pips)を加えてもユーロ/ドルやオーストラリアドル/ドルの取引コストは少なめです。
エキゾチック通貨についても、取引手数料を加えてもスタンダード口座に比べるとスプレッドは狭くなっています。
Anzo capitalは変動スプレッド
ここでは、Anzo capitalの変動スプレッドの解説とスプレッドがどのようなケースに広がるのか紹介していきます。
変動スプレッドのメリット・デメリット
変動スプレッドは市場に応じてスプレッドを変化させることで、市場が安定しているときは非常に狭いスプレッドで取引できるメリットがあります。
海外FX業者の中には、市場に応じてスプレッドが変動しない完全固定スプレッドを導入している業者もあります。
たとえば、平均スプレッドが2.0pipsだった場合に、完全固定スプレッドと変動スプレッドでは以下のような違いがあります。
スプレッドのタイプ | スプレッドの例 |
完全固定スプレッド | ・市場が不安定なとき:2.0pips ・市場が安定しているとき:2.0pips |
変動スプレッド | ・市場が不安定なとき:3.0pips ・市場が安定しているとき:1.0pips |
スプレッドは、市場が不安定なタイミングだと変動スプレッドの方が広く、市場が安定しているタイミングだと変動スプレッドの方が狭くなっています。
Anzo capitalで取引するなら、市場が安定してスプレッドが狭いタイミングをおすすめします。
取引量が少ない早朝にスプレッドが広がる
早朝は世界三大市場と呼ばれる東京市場、ニューヨーク市場、ロンドン市場がクローズしているため、他の時間帯に比べると取引量が減ります。
取引量が多ければ買いと売り注文を出す人が多くいるので、双方が望んだ価格で取引が成立しやすいですが、取引量が少ないタイミングは双方が望む価格での成立ができません。
注文が成立するまでの間もレートは刻々と変化しているので、注文時と決済時のレートに大きな差が生じるリスクが出てきますが、この損失を少しでも軽減するためにスプレッドを広げて対応します。
取引量が多いメジャー通貨のスプレッドが狭く、取引量が少ないエキゾチック通貨のスプレッドが広いのと同じ仕組みです。
経済指標発表時、選挙などのイベント時にスプレッドが広がる
経済指標発表や選挙などが行われるタイミングはレートが乱高下しやすくなっています。
レートが乱高下しているときは、注文と決済価格が大きく異なるリスクが高まるため、通常よりもスプレッドを広げて対応します。
特に選挙などのイベント時には事前にレバレッジ規制がかかることも多く、スプレッドも広がりやすくなっています。
レバレッジ規制がかかるようなイベント時は思わぬ損失が発生する場合もあるので注意しましょう。
まとめ
Anzo capitalは、平均~平均よりもやや狭いスプレッドで取引ができます。
また、Anzo capitalは禁止事項が少なく、狭いスプレッド・ハイレバレッジ・高い約定力を活かしたスキャルピング・自動売買・指標トレードにも最適です。
豪華なボーナスも用意されているので、スプレッドのコストを減らすためにボーナスを活用するのもよいでしょう。
Anzo capitalはスプレッド重視というよりも、さまざまな取引手法を用いてFXしたい人におすすめの業者です。
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