FXTFは、スプレッドの狭さで人気を集めている国内FX業者の1つになります。
海外FXで主流となっているMT4のプラットフォームが使える数少ない国内FX業者です。
「MT4を使って取引がしたい!」、「低スプレッド業者で取引がしたい!」そんなトレーダーの思いに応えます。
しかし、狭スプレッドを謳っている業者ではあるものの、「他の業者と比べてスプレッドはどうなのか?」、「海外FXと同じプラットフォームが使えるけど、スプレッドや取引方式に違いはあるのか?」など、気になる部分もあるかと思います。
今回は、FXTFのスプレッドを比較し特徴をまとめてみました。
Contents
FXTFとは?
FXTFは、ゴールデンウェイ・ジャパンが提供しているFXサービスです。
FXTFは、国内FX業者No.1のスプレッド水準を実現するために「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」を作って公表しています。
FX業者のスプレッド競争が激化する昨今ですが、真正面からスプレッド競争に参戦し、本気で業界ナンバー1を目指している業者です。
また、FXTFには1000通貨と10000通貨コースの2コースがありましたが、現在は1000通貨コースのみとなっています。
まずは、FXTFの基本スペックについて見てみましょう。
項目 | 1000通貨コース |
取引通貨ペア | 31通貨ペア |
最低取引単位 | 1000通貨 |
最大取引枚数 | 20万通貨 |
初回最低入金額 | なし |
取引ツール | MT4 |
ドル円スプレッド | 0.1pips |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 25倍 |
スプレッドの狭さにこだわっているFXTFだけあってドル円のスプレッドはかなりの狭さですが、最大取引枚数は20万通貨と多くありません。
FXTFの魅力
FXTFの魅了と言えば狭スプレッドですが、それ以外にもMT4を使った取引や独自のツールが使用できるメリットもあります。
ここでは、FXTFの魅力をそれぞれ解説していきます。
MT4が使える
MT4とはロシアで開発されたFX用の取引ツールですが、高性能・無料で利用ができるため、FXトレーダーから厚い支持を得ています。
海外FXではMT4を使用するのが主流ですが、国内FXは独自にプラットフォームを用意して提供するのが主流です。
そのため、MT4に馴染みがない日本人も多いですが、世界ではもっとも多く使用されているプラットフォームになります。
MT4の特長として、
- 標準で自動売買取引ツールが備わっている
- 30種類を超えるテクニカル指標が搭載されている
- 取引画面を自由自在にカスタマイズできる
- バックテスト機能が搭載されている
など、自動売買取引やテクニカル分析ができる環境が最初から整っています。
自動売買取引に使用するEAや、テクニカル分析に使用するインジケーターはMT4のエディタを使って自作することも可能です。
カスタマイズ性に優れているのもMT4の魅力ですが、国内FXから海外FXに移行する場合に使用するプラットフォームが同じなので、新しく取引ツールの使用方法を覚え直さないで済むメリットもあります。
独自の分析ツールが使える
FXTFには独自の分析ツールがありますが、その中でも特に人気が高いのがFXTF未来チャートです。
未来のチャート形状が予測できる未来チャートや売買シグナルで売買タイミングを示すシグナルパネルの2つが搭載されており、売買のタイミングが把握できないトレーダーや、チャートや分析に慣れてないトレーダーにおすすめです。
MT4には高機能な分析機能が搭載されていますが、初心者が慣れるまでには時間がかかります。
「MT4の分析ツールに慣れるまで未来チャートを使ってみる!」というのもありです。
FXTFの注意点とは
FXTFは狭スプレッドに加えてMT4や独自ツールが使えて魅力の多いFX業者ですが、その一方でレバレッジに制限がかかってスキャルピングが禁止されているデメリットもあります。
ここでは、FXTFの注意点について紹介していきます。
スキャルピングができない
狭スプレッドを使ったオススメの取引手法としてスキャルピングがありますが、スキャルピングは数秒~数分の間隔で取引を繰り返して利益をコツコツ積み上げていく手法です。
取引回数が多くなるため、スプレッドが狭いほど取引コストが抑えられます。
しかし、FXTFはサーバーに負荷がかかるという理由でスキャルピングが禁止されており、スキャルピングを行うと口座凍結などのペナルティを受ける可能性があります。
せっかくの狭スプレッドですが、FXTFで取引するならスキャルピングは避けて取引しなければなりません。
レバレッジに制限がかかる
FXTFは海外FX業者で使っているMT4が使えるので、「海外FXと同じようにハイレバレッジを使って取引できるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、FXTFは国内のFX業者であるため、日本の法律によって使用できるレバレッジが25倍に制限されてしまいます。
MT4を使って取引できますが、海外FXのように100倍や1000倍を超えるレバレッジは使えないので注意しましょう。
FXTFのスプレッドの特徴
FXTFは、国内FX業者No.1のスプレッド水準を目指すため、他の国内FX業者のスプレッドにも注視しながら、業界最高水準の狭さになるようにスプレッドをこまめに調整しています。
ちなみに、FXTFがスプレッドの比較対象としているのは、「店頭外国為替証拠金取引業者」で、海外FX業者や無登録会社は比較対象外となっています。
今後、FXTFが比較対象としているFX業者がスプレッドをさらに狭くするようであれば、FXTFも即座に対応してスプレッドを狭くすると考えられます。
以下の表は1000通貨コースにおける主要通貨ペアの平均スプレッドです。
通貨ペア | スプレッド | 実質コスト |
米ドル/円 | 0.1pips | 1円 |
ユーロ/円 | 0.4pips | 4円 |
英ポンド/円 | 0.7pips | 7円 |
豪ドル/円 | 0.4pips | 4円 |
カナダドル/円 | 1.6pips | 16円 |
ユーロ/米ドル | 0.2pips | 0.02米ドル |
英ポンド/米ドル | 0.7pips | 0.07米ドル |
FXTFはスプレッド競争に力を入れていることもあり、米ドル/円のスプレッドは0.1pipsを実現しています。
ユーロ/ドルの通貨ペアもスプレッドは0.2pipsとかなり狭いのが特長です。
FXTFのスプレッドが狭い理由
スプレッドはFX業者の収入源になりますが、スプレッドを狭くすればするほど、FX業者に入ってくる利益は少なくなります。
スプレッドが狭いのはトレーダーにとってメリットですが、業者にとってはデメリットしかありません。
FXTFがスプレッドの狭さにこだわるのは、「スプレッドの狭さを売りに新規トレーダーを増やすこと」が目的です。
それでは、なぜFXTFが業界トップクラスのスプレッドの狭さを実現できるのでしょうか?ここではFXTFのスプレッドの狭さの秘密に迫ります。
プラットフォームにコストがかからない
FXTFはプラットフォームにMT4を使っていますが、他の国内FX業者は独自のプラットフォームを開発して使っています。
MT4は海外のFX業者でも使用されている既存のプラットフォームであり、開発や導入にコストがあまりかかりません。
一方、国内FX業者は多大なコストをかけて独自のプラットフォームを開発して提供しています。
プラットフォームにかかる費用だけで比べると、FXTFよりも他のFX業者の方が多くかかっているわけです。
そのため、スプレッドを広めに取ってプラットフォームにかかるコストを回収しています。
FXTFはプラットフォームにコストがかかってない分、他の国内FX業者よりもスプレッドを狭く設定できます。
相対取引を行なっているため
FXTFは、取引方式にOTC取引を採用しています。
OTC取引は、Over The Counterの略称で、店頭取引という意味です。
売買取引をする当事者同士が取引を直接行う取引方式であり、FXにおいてはトレーダーが発注した注文をFX業者が呑む相対取引になります。
つまり、FX業者とトレーダーの間だけで取引が行なわれることになり、トレーダーが負けたらFX業者がその分儲けて、トレーダーが勝ったらFX業者がその分損失を出してしまうわけです。
ただし、すべてのトレーダーと相対取引をしてしまうと、勝率が高いトレーダーを顧客に多く持っているFX業者は破綻してしまいます。
そこでFX業者は勝率が高いトレーダーの注文は、提携しているカバー先の金融機関に流して注文を成立させています。
FXTFは、トレーダーの損失を利益にして収入源を増やせるため、0.1pipsや0.2pipsなどの狭いスプレッドでも提供できるわけです。
スワップポイントは低い
通貨によって金利は異なりますが、金利差によって発生するのがスワップポイントです。
スワップポイントもスプレッドと同じで業者によって異なりますが、スワップポイントからも一定の手数料が徴収されて業者の利益になっています。
まずは以下の表をご覧ください。
主要国内FX業者のスワップポイントを比較した表になります。
GMO | DMM | Fxtf | ||
米ドル円 | 買い | 77円 | 68円 | 21円 |
売り | -80円 | -68円 | -122円 | |
ユーロ円 | 買い | -10円 | -1円 | -29円 |
売り | 9円 | 1円 | -19円 | |
南アフリカ ランド円 | 買い | 110円 | 150円 | 11円 |
売り | -110円 | -650円 | -13円 |
FXTFはスワップポイントが他の業者に比べてかなり低いのが分かりますね。
スプレッドを狭くする代わりに、スワップポイントを低めに設定しているとも考えられます。
FXTFはスキャルピングを禁止しているため、デイトレードやスイングトレードになりやすく、気付かないうちにスワップポイントから手数料が多く徴収されている場合もあるので注意が必要です。
FXTFのスプレッドは変動する?
FXTFのスプレッドは、公式に「AM8:00~AM5:00において原則固定(例外あり)」と記載されています。
FXTFのスプレッドは完全固定スプレッドではなく、市場や取引量に応じてスプレッドが変動する「原則固定スプレッド」を導入しています。
早朝はスプレッドが変動しやすく、特に
- 月曜日の午前7時~午前8時頃
- 夏時間の午前6時頃
の時間帯はスプレッドが広がりやすい特徴があります。
これは、ロンドン市場やニューヨーク市場、東京市場など世界3大市場がクローズする時間帯と被ってしまうためで、他の時間帯に比べて取引量が低下するためです。
また、原則固定スプレッドが例外になるタイミングとして、
- 流動性が低下するクリスマス時期
- 流動性が低下する年末年始
- 大災害
- 大手企業の倒産
- 市場が不安定になりやすい経済指標発表前後
などが挙げられます。
これらのタイミングはスプレッドが急に広がる場合もあるので注意が必要です。
海外FX業者とFXTFのスプレッドを比較
FXTFはスプレッド競争に参加している業者だけあってスプレッドはかなり狭く、海外FX業者と同じMT4を使って取引できるのが強みです。
海外FX業者とFXTFでは、どれくらいスプレッドに違いがあるのでしょうか?
海外FX業者はSTP口座とECN口座の2タイプの口座を用意していますが、STP口座は取引手数料無料、ECN口座は取引手数料がかかる口座タイプになります。
FXTFのスプレッドを比較する場合、STP口座・ECN口座どちらの口座と比較するかがポイントになりますが、ECN口座の方が取引手数料を含めてもスプレッドは狭い場合が多いです。
ECN口座に関しては取引手数料をスプレッドに加味して計算し、その上でスプレッドの比較を行っていきます。
海外FX業者名 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
FXTF | 0.1pips | 0.4pips | 0.7pips | 0.4pips |
TitanFX | 1.0pips | 1.4pips | 2.1pips | 1.8pips |
XM | 1.4pips | 1.8pips | 2.1pips | 2.0pips |
Axiory | 0.9pips | 1.2pips | 1.9pips | 1.5pips |
MILTONMARKETS | 1.0pips | 1.1pips | 2.1pips | 1.7pips |
GEMFOREX | 0.3pips | 0.3pips | 1.0pips | 0.6pips |
主要FX業者と比較した場合、FXTFの方が全体的にスプレッドはかなり低めです。
唯一、FXTFのスプレッドよりも狭いスプレッドで提供しているのは、GEMFOREXのユーロ/円の通貨ペアのみとなっています。
海外FXのスプレッドがFXTFより広いのは取引方式の違い
FXTFのスプレッドが狭いのは、相対取引をして顧客の損失を利益に変えられるのも理由の1つとしてありました。
海外FX業者が採用しているのはNDD方式であり、FXTFが採用しているOTC方式とは取引の仕組みが根本的に異なっています。
NDD方式は、顧客の注文を受けたFX業者がインターバンク市場に注文を流し、インターバンクで注文を直接成立させる仕組みです。
NDD方式だとFX業者の主な利益はスプレッドになりますが、FXTFのように顧客の損失を利益に変えることはできません。
FXTFは顧客の損失を利益に変えることでスプレッドを狭くできますが、海外FX業者はそれができないため、スプレッドが相対的に広くなるわけです。
NDD方式はスプレッドが広めになってしまいますが、トレーダーが勝って取引回数をどんどん増やしてくれると業者の利益も増えるため、トレーダーが勝つための投資は惜しみません。
そのため、NDD方式を採用している海外FX業者は、
- 入金だけで5000円~2万円が受け取れる豪華な口座開設ボーナス
- 入金額に応じて受け取れる入金50%~200%ボーナス
- スキャルピング歓迎
- 高い約定力
- MT4が使える
など、取引しやすい環境の提供や、取引するために必要な資金をボーナスで提供するなど、国内FX業者にはないサービスがあります。
海外FXは安全に安心して取引できる
海外FXとFXTFの違いの1つに、追証の有無があります。
追証があるFXTFでは、相場の急変でロスカットが間に合わなかった場合、マイナス分はトレーダー自身が借金という形で業者に返済しなければなりません。
しかし、海外FX業者の多くはゼロカットシステムを導入し、口座の残高が0円を下回った借金分については返済しなくても良い仕組みになっています。
さらに、国内FX業者は法律によってレバレッジの上限が25倍に制限されていますが、海外FX業者は日本の法律によるレバレッジ制限がかかりません。
海外には、100倍や1000倍以上のレバレッジを使ってトレードできるFX業者がたくさんあります。
ちなみにFX取引に必要な証拠金は、「レート×取引量÷レバレッジ」で計算できます。
1ドル100円の10000通貨を25倍レバレッジで取引するなら、
「100円×10000通貨÷25倍=4万円」で4万円の資金が必要ですが、
1ドル100円の10000通貨を1000倍レバレッジで取引するなら、
「100円×10000通貨÷1000倍=1000円」で1000円の資金で済みます。
同じ通貨量ならレバレッジが大きいほど取引に必要な資金を減らせるため、大きなレート変動が起こって損失が大きくなっても失う証拠金が少なくて済むわけです。
「海外FX=危険」というイメージを持つ人は多いですが、借金を背負うリスクがないことや、ハイレバレッジで必要証拠金を減らせるなど、むしろ海外FXの方が低リスクで取引できます。
おすすめのFX業者はGEMFOREX!FXTFとの違いは?
FXをするなら、海外FX業者のGEMFOREXが一押しです。
まずは、FXTFとGEMFOREXの取引条件の違いを見てみましょう。
項目 | FXTF | GEMFOREX |
取引方式 | OCT方式 | NDD方式 |
レバレッジ | 25倍 | 1000倍 |
プラットフォーム | MT4 | MT4,MT5 |
スプレッド | 0.1pips~ | 0.3pips~ |
追証 | あり | なし |
証拠金維持率 | 50% | 20% |
キャンペーン | 不定期キャンペーン | 常時1万円~2万円の口座開設ボーナス |
その他 | 独自の分析ツールがある | 無料EA使い放題、無料ミラートレード使い放題、無料VPSの提供などがある |
GEMFOREXは透明性の高いNDD方式を採用しているにも関わらず、スプレッドは0.3pips~と海外FX業者の中でもトップクラスの狭さを誇ります。
GEMFOREXは一昔前までスプレッド競争に参戦していませんでしたが、顧客のニーズに応えるためにスプレッドを大幅に狭くして、今ではFXTFと同じようにスプレッドが狭い業者として知られるようになりました。
他にも1000倍レバレッジ、追証なし、豪華なボーナスに加え、MT4の自動売買取引で欠かせない無料EAの使い放題サービスや、ミラートレードの無料利用など、自動売買取引に特化したサービスも行っています。
最高の取引環境で取引をするなら、GEMFOREXでFXを始めてみましょう。
20,000円ボーナスがもらえてスプレッドが狭いGEMFOREXがおすすめ

最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット | 約定率 |
1000倍 | 50% | 〇 | 99.79% |
最低取引枚数 | ドル円スプレッド | 手数料 | 日本語サポート |
1,000通貨 | 1.2pips | 無料 | 24時間 |
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