IS6FXは2020年にis6comが買収されて新しく生まれ変わった海外FX業者。
新サービスを提供してから間もないですが、is6com時代のノウハウはしっかり引き継がれています。
Is6comはスプレッドが狭い業者でしたが、IS6FXは最狭スプレッドを推しておらず、バランスを兼ねそろえた海外FX業者を目指して運営しています。
スプレッド重視の業者ではないIS6FXですが、他の海外FX業者と比較してスプレッドはどうなのか気になりますよね。
この記事では、IS6FXのスプレッドの特徴について徹底解説していきます。
も く じ
IS6FXの口座スペックとスプレッドの特徴
IS6FXの口座タイプには、マイクロ口座・スタンダード口座・プロ口座・レバレッジ6000倍口座の4タイプがあります。
まずは4タイプの口座の特徴について比較してみましょう。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | プロ口座 | レバレッジ6000倍口座 | |
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 400倍 | 6000倍 |
最小取引金額 | 100円 | 100円 | 10万円 | 100円 |
最小取引量 | 50通貨 | 1000通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 |
最大取引量 | 10万通貨 | 300万通貨 | 300万通貨 | 300万通貨 |
スプレッド | 2.0pips~ | 1.6pips~ | 0.8pips~ | 1.4pips~ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
自動売買 | EA可 | EA可能 | 不可 | 不可 |
このうち、プロ口座については新規口座開設ができないため、これから口座を作って取引する場合はマイクロ口座、スタンダード口座、レバレッジ6000倍口座になります。
6000倍口座に関しては口座限定数となっているので注意が必要です。
その他、口座による違いは最小取引量、最大取引量、スプレッドなどがあります。
少ない資金で取引するならマイクロ口座、資金に余裕があるならスプレッドが狭いスタンダード口座がおすすめです。
それでは、各口座のスプレッドについて詳しく見ていきましょう。
マイクロ口座のスプレッド
ここでは、マイクロ口座における平均スプレッドをまとめています。
通貨ペア | スプレッド(pips) |
USD/JPY | 2.0 |
EUR/JPY | 2.9 |
EUR/USD | 1.9 |
GBP/JPY | 3.9 |
AUD/JPY | 3.7 |
EUR/GBP | 2.5 |
AUD/USD | 2.5 |
CAD/JPY | 3.8 |
NZD/JPY | 3.9 |
USD/TRY | 20.4 |
ユーロ/ドルのスプレッドはギリギリ2.0pipsを下回っていますが、それ以外は主要通貨ペアのスプレッドについても2.0pipsを上回る広さになっています。
マイクロ口座のスプレッドはかなり広いと言えるでしょう。
スタンダード口座のスプレッド
ここでは、スタンダード口座における平均スプレッドをまとめています。
通貨ペア | スプレッド(pips) |
USD/JPY | 1.6 |
EUR/JPY | 2.3 |
EUR/USD | 1.5 |
GBP/JPY | 3.1 |
AUD/JPY | 2.9 |
EUR/GBP | 2.0 |
AUD/USD | 2.0 |
CAD/JPY | 3.0 |
NZD/JPY | 3.1 |
USD/TRY | 18.9 |
マイクロ口座に比べるとスプレッドは全体的に狭くなっています。
ドル/円やユーロ/ドルなどの基軸通貨においては1.5pips~1.6pipsと決して狭いわけではないものの、平均的なスプレッドで提供しています。
プロ口座のスプレッド
ここでは、プロ口座における平均スプレッドをまとめています。
現在プロ口座の新規口座開設はの受付は停止しています。
通貨ペア | スプレッド(pips) |
USD/JPY | 0.8 |
EUR/JPY | 1.1 |
EUR/USD | 0.7 |
GBP/JPY | 1.5 |
AUD/JPY | 1.4 |
EUR/GBP | 1.1 |
AUD/USD | 1.0 |
CAD/JPY | 1.4 |
NZD/JPY | 1.5 |
USD/TRY | 15.9 |
プロ口座はスプレッドが狭いis6com時代の口座をそのまま引き継いでいることもあって、他の口座タイプに比べるとスプレッドはかなり狭いです。
新規口座開設ができないのがデメリットですが、is6com時代からプロ口座を使っている場合は引き継いで使うのもよいでしょう。
レバレッジ6000倍口座のスプレッド
ここでは、レバレッジ6000倍口座における平均スプレッドをまとめています。
通貨ペア | スプレッド(pips) |
USD/JPY | 1.4 |
EUR/JPY | 2.1 |
EUR/USD | 1.3 |
GBP/JPY | 2.9 |
AUD/JPY | 2.7 |
EUR/GBP | 1.8 |
AUD/USD | 1.8 |
CAD/JPY | 2.8 |
NZD/JPY | 2.9 |
USD/TRY | 18.9 |
ドル/円やユーロ/ドルは1.5pipsを下回るスプレッドの狭さで、ユーロ/ポンドやオーストラリアドル/ドルなどのクロス通貨ペアも2.0pipsを下回っています。
マイクロ口座、スタンダード口座に次ぐスプレッドの狭さとなっていますが、口座限定数になっているため規定数に達してしまうと新規口座開設ができない点に注意が必要です。
IS6FXのゴールドスプレッドは?
IS6FXではゴールド(XAU/USD)とシルバー(XAG/USD)の取り引きも可能です。
ここでは人気のゴールのスプレッドについて解説します。
マイクロ口座が5.7pips、スタンダード口座が5.0 pipsです。
だいたい3.0〜4.0pipsが一般的な海外FX業者のゴールドスプレッドなので、IS6FXは広めのスプレッド。
ゴールドの取り引きに興味がある人には、IS6FXはおすすめできません。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | |
ゴールド XAU/USD | 5.7 pips | 5.0 pips |
なお、ゴールドのスプレッドを海外FX業者12社で比較した記事もあります。こちらもご参考ください。
IS6FXのスプレッドは変動制
IS6FXのスプレッドのタイプは変動スプレッドになります。
変動スプレッドは、市場の状況に合わせて常にスプレッドが変化するのが特徴です。
これまでに紹介してきたIS6FXの各口座のスプレッドは平均スプレッドになるので、実際はスプレッドがもっと広いケースもあれば狭いケースもあります。
ここでは、IS6FXの変動スプレッドの解説とスプレッドが広がりやすいタイミングについて解説します。
変動スプレッドの特徴
変動スプレッドを採用している海外FX業者の多くは、インターバンクの価格やスプレッドをもとにしています。
流動性が小さくなってインターバンクの値動きが大きくなるとスプレッドは広がり、流動性が大きくなってインターバンクの値動きが小さくなるとスプレッドは狭くなります。
変動スプレッドのメリットはインターバンクを参考にしているため、表示される価格の透明性が高いことです。
透明性が高いことで、意図的にスプレッドを拡大することもできません。
変動スプレッドは、流動性が大きなタイミングなら固定スプレッドに比べてかなり狭いスプレッドで取引ができるメリットがあります。
ただし、流動性の低下や市場が混乱しているタイミングにおいては固定スプレッドに比べてかなり広いスプレッドになります。
重要な経済指標発表前後にスプレッドが広がる
IS6FXのスプレッドは重要な経済指標発表前後に広がりやすい特徴があります。
これは経済指標の発表前になると取引の流動性が低下し、経済指標発表後は注文の急激な増加によって価格が一方向に変化して一時的に取引の相手が見つからないのが理由です。
インターバンクでスプレッドが広がると、FX業者がカバーしている金融機関のスプレッドも広がりますが、それによって動いたレート分をFX業者が回収するために、スプレッドを広げる必要が出てきます。
経済指標前後はレートも飛びやすくなるため、必要証拠金ギリギリで取引をしているとスプレッドの拡大とレートが飛んでロスカットする可能性が高まります。
流動性の低い時間帯にスプレッドが広がる
1日の中で朝はスプレッドが広がりやすく、夜はスプレッドが広がりにくいと言われています。
朝にスプレッドが広がるのは、世界三大市場と呼ばれる東京市場・ニューヨーク市場・ロンドン市場がすべてクローズして流動性が低下するためです。
反対に夜のスプレッドが広がりにくいのは、ニューヨーク市場やロンドン市場がオープンして流動性が大きいためです。
同じような理由でクリスマスや年末年始などのイベント時は市場参加者が少なくなるため、流動性が低下してスプレッドが広がりやすくなっています。
また、マイナー通貨やエキゾチック通貨のスプレッドが広いのも取引量が少なく流動性が低いためです。
IS6FXのスプレッドに適した取引方法
IS6FXのスプレッドを活かした取引方法としては、ユーロ/ドルやドル/円などの通貨ペアで流動性が大きい夕方~夜を狙ったスキャルピングです。
IS6FXは短い時間で何度も取引を繰り返して利益を積み上げるスキャルピングを認めています。
スキャルピングは取引回数が多くなるのでスプレッドの狭さが重要ですが、IS6FXは変動スプレッドを導入しているので、夕方~夜は平均スプレッドを下回る場合もあります。
流動性が低下してスプレッドが広がっている場合や、スプレッドが広い通貨で取引する場合は次の日にポジションを持ち越さないデイトレードもおすすめです。
スプレッドが狭い場合はスキャルピング、スプレッドが広がっている場合はデイトレードなど、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
まとめ
IS6FXのスプレッドは他の海外FX業者と比較すると平均~少し広めですが、公式にも記載されているようにスプレッドの狭さを売りにしている業者ではありません。
スプレッドがやや広い代わりに、約定力が高く豪華なボーナスがあるなどのメリットもあります。
IS6FXは変動スプレッドを導入しているので市場の状況によってはスプレッドがかなり広がるため、スキャルピングを行うときは流動性が大きく値動きが安定しているタイミングを狙いましょう。
筆者がおすすめする人気海外FX会社GEMFOREX

GEMFOREXの詳細 | |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | 〇 |
約定率 | 99.99%が0.78秒以内に執行 |
最低取引枚数 | 1,000通貨 |
ドル円スプレッド | 1.2pips~ |
手数料 | 無料 |
日本語サポート | 24時間 |
海外FXスプレッド比較関連記事
- FOFXのスプレッドを比較!通貨ペア一覧や平均スプレッドも!
- FBSのスプレッドを比較一覧。他業者と平均スプレッドを比較しました
- Tradeviewのスプレッドを比較!全通貨ペア一覧、平均スプレッドも!
- FXProのスプレッドを解説!全通貨ペアの平均スプレッド一覧も!
- XLNTradeのスプレッドを比較!通貨ペア一覧や平均スプレッドも!
- Genetradeのスプレッドを比較!通貨ペア一覧や平均スプレッドも!
- GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッド一覧!早朝スプレッドも紹介
- IFC Marketsのスプレッドを比較!通貨ペア一覧や平均スプレッドも!
- XMのスプレッドを比較!平均、ユーロドルのスプレッドも解説
- MYFXMarketsスプレッド比較!全通貨ペアの平均スプレッド一覧も!
- FXDDのスプレッドを比較!全通貨ペアの平均スプレッド一覧も
- CryptoGT (クリプトGT) のスプレッドを比較!全通貨ペアの平均スプレッド一覧も
- Miltonmarketのスプレッドを比較!主要通貨ペア一覧、平均スプレッドも!
- iFOREXのスプレッドを徹底解説!主要通貨ペアの平均スプレッド一覧
- LANDFXのスプレッドを比較!主要通貨ペアのスプレッドを口座タイプで一覧にしました
- TitanFXのスプレッドを比較!全通貨ペア一覧、平均スプレッドも!
- TradersTrustのスプレッドを比較!全通貨ペア一覧や平均スプレッドも
- IronFXのスプレッドを比較!主要通貨ペアのスプレッドを口座タイプで一覧にしました
- AXIORYのスプレッド比較!平均スプレッド一覧や全通貨ペアも!
- HotForexのスプレッド比較。スプレッド一覧、平均スプレッドやゼロ口座など口座タイプの特徴も!
- IS6FXのスプレッドを徹底解説!主要通貨ペアの平均スプレッド一覧
コメントを残す