海外FXスプレッドの計算方法と取引スタイル別のコスト

海外FXスプレッドの計算方法は?トレード別にスプレッドを計算してみた

インターバンク取引を行なう海外FXの、取引コストのメインといえばスプレッド。

スプレッドは取引1回ごとに発生するため、取引回数が多くなるスキャルピングでは、スプレッドによる取引コストが気になるところです。

スプレッドは各海外FX業者で異なり、「pips」や「銭」など、さまざまな単位で表していますので、初心者だとバラバラな単位のスプレッドを把握するのは難しいかもしれません。

ここではスプレッドの単位や計算方法、取引スタイルごとのスプレッドの違いについて解説していきます。

【取引スタイル別】海外FXスプレッド計算方法

海外FXの取引スタイルは、

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード

などがあります。

スプレッドは取引スタイルに関係なく一緒ですが、取引回数の違いから支払うスプレッドには大きな違いが出てきます。

ここでは、以下を条件に取引スタイルごとのスプレッドの違いを見ていきましょう。

  • 通貨ペア:1ドル100円
  • 取引量:1万通貨
  • スプレッド:1.0pips

スキャルピングのスプレッド計算

スキャルピングは、海外FXで活発に行なわれている取引です。

国内FXだと禁止されているFX会社が多く、スキャルピング目的で海外FXを始めるトレーダーもいます。

スキャルピングは、数十秒~数十分単位でポジションを持ち決済させる取引スタイルです。

スキャルピングだと、1日あたりの取引回数は100回を超えることも珍しくありません。

1回あたりの損益幅は数pips~30pips程度で、1回あたりの損益幅が小さいため、ロスカットしにくいメリットがあります。

小さな利益をコツコツ積み上げていくスタイルです。

デイトレードのスプレッド計算

デイトレードは、1日の間にポジションの保有と決済を行う取引スタイルです。

1回の取引におけるポジションの保有時間は数時間程度になります。

デイトレードでは、20pips~100pips程度の値幅を狙ってトレードしますが、その日のうちに取引が完結するため、ポジション持ち越しによる為替変動のリスクがありません。

スキャルピングと違い、頻繁に取引画面を見る必要がなく、指値や逆指値を入れておけば、半自動的に取引できるメリットがあります。

スイングトレードのスプレッド計算

スイングトレードは、数日から数週間の相場の動きを予測して、ポジションの保有と決済を行う取引スタイルです。

スイングトレードでは、50pips~200pips程度の値幅を狙ってトレードしますが、数日にわたってポジションを保有するため、スワップ利益も狙えます。

スキャルピングやデイトレードのような、一瞬一瞬の変化に翻弄されないメリットがありますが、急激な為替変動に弱い側面もあります。

ポジショントレードのスプレッド計算

ポジショントレードは、数週間から数年程度かけてポジションの保有と決済を行う取引スタイルです。

ポジショントレードでは、100pips~1000pips程度の値幅を狙ってトレードしますが、ポジションの保有期間が長くなるため、スワップ狙いをするトレーダーもいます。

ポジションを保有すれば、後は半自動的に運用できるため、本業が忙しい副業トレーダーにも向いているスタイルです。

ただし、取引回数が極端に少ないため、1回のトレードで利益が出なかったときのダメージは大きくなります。

取引スタイルでスプレッドは大きく異なる

取引スタイルごとに、年間でかかるスプレッドのコストは大きく異なるのが分かります。

スイングトレードやポジショントレードであれば、スプレッドのコストはほとんど無いと言っても良いでしょう。

しかし、スイングトレードやポジショントレードでは、スプレッドとは別にスワップポイントのコストもかかります。

海外FX会社の利益はスプレッドが中心ですが、長期運用のトレーダーからだとコストの回収ができません。

そのため、日々発生するスワップポイントからも一定のコストを回収し、スプレッドの代わりにしています。

決して、スイングトレードやポジショントレードの取引コストが安いわけではありません。

スプレッドの狭さが重要といわれるのは、スキャルピングやデイトレードなどです。

特にスキャルピングに関しては、年間で100万円以上の取引コストがかかるわけですから、スプレッドが狭い海外FX会社にこだわるトレーダーが多いのも納得できます。

スプレッド以外のコストの計算方法

スプレッドの計算を行うのは、取引にかかるコストを調べるのが目的という方も多いでしょう。

しかし、実際のトレードにかかるコストは、スプレッドだけではありません。

  • スリッページ
  • 取引手数料

なども考慮して、スプレッドを含めた取引コストの計算を行う必要があります。

それぞれの取引コストについて解説します。

スリッページのコスト

スリッページとは、注文価格と約定価格の差です。

例えば、1ドル110.10円で買い注文を入れて、1ドル110.30円で決済注文を行うとします。

実際に決済したのが1ドル110.25pipsだった場合、5pipsのスリッページが発生したことになります。

本来なら20pipsの利益が発生するところ、スリッページによって15pipsの利益に減ってしまうわけですから、見方を変えれば5pipsの損失が発生したともいえるでしょう。

5pipsの損失も、取引コストに入れて考える必要があります。

ちなみに、スリッページの発生頻度は約定率が参考になります。

約定率とは注文に対して約定できる確率で、約定率が95%なら100回の注文のうち、95%は注文が成立し、残りの5回はスリッページや約定拒否が起こっていると想定できます。

1回のスリッページの損失が5pipsだと仮定すると、100回の取引で5回=25pipsの損失が発生するわけですから大きいですよね。

取引手数料のコスト

スタンダード口座(STP口座)は取引手数料が無料ですが、ゼロスプレッド口座(ECN口座)は、1回の取引ごとにスプレッドとは別に取引手数料がかかる場合があります。

取引コストの計算をする際は、スプレッドと取引手数料を合算して考えなければなりません。

例えば、ドル/円の通貨ペアにおいて、

  • STP口座のスプレッド:1.0pips 取引手数料:0pips
  • ECN口座のスプレッド:0.3pips 取引手数料:0.7pips

だった場合、ECN口座の方がスプレッドは狭いですが、取引手数料を含めて考えると、STP口座もECN口座も取引コストは同じ1.0pipsです。

初心者のうちは、ECN口座の取引手数料の計算は難しく感じます。

スプレッドが狭いという理由でECN口座を選択しても、取引手数料が多いと意味がありません。

しかし、海外FX会社GEMFOREXのように、ECN口座でも取引手数料がかからない海外FX会社もあります。

さらに、GEMFOREXは約定率が99%を超えており、スリッページもほとんどありません。

取引手数料やスリッページのコストを0と仮定し、スプレッドのコストだけ考えて取引コストの計算ができます。

海外FXスプレッド計算をしてコスト管理をしよう

取引回数が多くなる海外FXでは、スプレッドのコストも多くかかります。

利益を追求するのも大事ですが、スプレッドの計算をきちんと行ってコスト管理するのも大切です。

もちろん、取引手数料やスリッページのコストも合わせて考える必要があります。

できれば、1日にどれくらいのコストがかかっているのかチェックし、「今より低いコストで取引する方法」や、「取引コストが安い海外FX会社があるかどうか」を考えながら取引しましょう。

スプレッドが狭いECN口座を使うにしても、取引手数料がかからないGEMFOREXのような海外FX会社の利用をおすすめします。

 

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