LANDFXは圧倒的に狭いスプレッドで人気を集めていますが、STP口座とECN口座によってスプレッドは異なります。
一部では、LANDFXのスプレッドは国内FXと同等に狭いスプレッドでトレードできると言われていますが、実際のところはどうでしょうか。
また、他の海外FX業者と比較してLANDFXのスプレッドは本当に狭いのでしょうか?

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LANDFXのスプレッドの特徴
LANDFXのスプレッドは海外FX業者で最狭水準と言われています。
最大500倍のレバレッジが使えるため、スキャルピングとの相性も抜群です。
その一方で、スプレッドが急に広がると言った声も少なくありません。
LANDFXで用意されている口座は、
- Live口座(STP口座)
- 100%ボーナスPlus口座(STP口座)
- ECN口座
の3タイプの口座になります。
この中で、STP口座とECN口座のスプレッドは大きく異なっています。
STP口座とECN口座を単純に比較すると、STP口座のスプレッドの方が広くなります。
スプレッドだけで見ると、「ECN口座の方がお得なのでは?」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、ECN口座で取引をする場合は、別途取引手数料を支払う必要があります。
取引手数料をスプレッドに加えて計算すると、STP口座のスプレッドとほとんど変わらない場合もあるため、一概にECN口座の方がお得なスプレッドとは限りません。
また、100%ボーナスPlus口座とLive口座のスプレッドや取引条件はほとんど同じですが、ボーナスの有無によって取引コストは若干変わってきます。

2つの口座タイプの特徴は以下になります。
・STP口座
注文から約定までがシステム処理され、海外FX業者は取引に関与しません。
海外FX業者の役割はリクイディティプロパイダーから提示されている安い価格の注文をマッチさせることですが、価格をマッチさせるだけなので取引手数料は変わりません。
・ECN口座
LANDFXはトレーダーから受けた注文を電子取引所に流し、トレーダーと同士の買い注文と売り注文を提示して海外FX業者が同じ価格の買い・売り注文をマッチングさせますが、
電子取引所とやりとりをする際に手数料が発生するため、別途取引手数料が発生します。
以上を踏まえ、それぞれの口座タイプとスプレッドの関係を見てみましょう。
Live口座・100%ボーナスPlus口座のスプレッド
LANDFXのLive口座・100%ボーナスPlus口座はSTP口座ですが、他の海外FX業者だとスタンダード口座と言う名称で提供している場合もあります。
LANDFXの中で多く開設されている口座タイプです。
LANDFXのLive口座・100%ボーナスPlus口座のスプレッドについて以下の表にまとめています。
通貨ペア | Live口座 | 100%ボーナスPlus口座 |
USD/JPY | 0.9pips | 0.9pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.7pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 1.5pips |
GBP/USD | 1.2pips | 1.2pips |
GBP/JPY | 1.9pips | 1.9pips |
AUD/USD | 1.3pips | 1.3pips |
Live口座も100%ボーナスPlus口座もスプレッドは全く同じで、ドル/円やユーロ/ドルの通貨ペアだと1.0pipsを下回るスプレッドの狭さです。
ちなみに、Live口座と100%ボーナスPlus口座の違いは以下の通りです。
口座種類 | Live口座 | 100%ボーナスPlus口座 |
ボーナス内容 | ・入金額10%キャッシュバック ・5%リカバリーボーナス | ・入金額の100%ボーナス (最大50万円まで) ・イベントボーナス |
違っているのは、ボーナスの内容だけです。
Live口座もボーナスはありますが、キャッシュバックとリカバリーボーナスだけで、入金ボーナスやイベントボーナスはありません。
ボーナスは証拠金として使えスプレッドにも代替できるため、取引を始めた最初のうちは、LPボーナス口座を開設してボーナスを受け取った方がスプレッドはお得です。
(例)1ドル100円の通貨で1万通貨を購入するとします。
LANDFXでもっとも狭い0.7pipsスプレッドのEUR/USDで取引する場合、1回の取引でかかるスプレッドは、
7pips×1万=7000pips=70円です。
入金ボーナスで50万円の証拠金を受け取った場合、「50万円÷70円=約7142回」となり、約7142回の取引にかかるスプレッドが0になります。
仮に1日100回のスキャルピングトレードをするとして、約70日間はスプレッドがかからないと考えられます。
このように、ボーナスをスプレッドに補填すると仮定すると、Live口座よりもLPボーナス口座のスプレッドの方が狭くなります。
ただし、LANDFXのボーナスには、
- 複数口座での両建てが禁止
- 複数による連携トレードが禁止
- ボーナスは出金できない
- 出金するとボーナスは消失
などの注意点があります。
禁止事項に抵触するとボーナスが没収されるだけでなく、口座凍結や出金拒否を受けるので注意しましょう。
ECN口座のスプレッド
LANDFXのECN口座で取引する場合、1ロット7ドルの往復手数料が発生しますが、1ロット7ドルをpips変換すると、スプレッドと合算して計算できます。
1ドル=0.1pipsになるため、7ドル=0.7pipsです。
以下の表はLANDFXのECN口座のスプレッドを示し、()内は取引手数料とスプレッドを合算した取引コストです。
通貨ペア | ECN口座 |
USD/JPY | 0.2pips(0.9 pips) |
EUR/USD | 0.2pips(0.9 pips) |
EUR/JPY | 0.2pips(0.9 pips) |
GBP/USD | 0.4pips(1.1 pips) |
GBP/JPY | 0.6pips(1.3 pips) |
AUD/USD | 0.4pips(1.1 pips) |
STP口座と比較すると、ECN口座のスプレッドの方が全体的に狭くなっています。
しかし、取引手数料を加えてスプレッドを計算すると、STP口座とECN口座のスプレッドに大きな差はありません。
また、STP口座で最狭だったユーロ/ドルの通貨ペアのスプレッドはSTP口座の方が狭くなっています。
ちなみに、ECN口座はボーナスがないため、ボーナスをスプレッドに補填できるSTP口座の方が取引を開始した最初のうちは狭いスプレッドでトレードできます。
LANDFXと他海外FX業者のメジャー通貨のスプレッドを比較
LANDFXにおけるSTP口座の最小スプレッドは0.7pips、取引手数料も加えたECN口座の最小スプレッドは0.9pipsでした。
どちらの口座も最小スプレッドは1pipsを下回る狭さですが、他の海外FX業者のスプレッドと比較するとどうでしょうか?
以下の表は、LANDFXとメジャーな海外FX業者のスプレッドを比較しています。
(STP口座)
通貨ペア | LANDFX | XM | AXIORY | FBS | GEMFOREX |
USD/JPY | 0.9pips | 1.6pips | 1.2pips | 1.5pips | 1.2pips |
EUR/USD | 0.7pips | 1.8pips | 1.3pips | 1.1pips | 1.2pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 2.5pips | 1.6pips | 2.0pips | 1.4pips |
GBP/USD | 1.2pips | 2.2pips | 1.3pips | 1.8pips | 2.1pips |
GBP/JPY | 1.9pips | 3.6pips | 2.0pips | 2.5pips | 1.9pips |
AUD/USD | 0.9pips | 2.0pips | 1.5pips | 1.7pips | 1.6pips |
(ECN口座:取引手数料込みのスプレッド)
通貨ペア | LANDFX | XM | AXIORY | FBS | GEMFOREX |
USD/JPY | 0.9 pips | 1.1pips | 1.0pips | 0.9pips | 0.3pips |
EUR/USD | 0.9 pips | 1.1pips | 0.9pips | 0.7pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 0.9 pips | 1.6pips | 1.2pips | 1.2pips | 0.5pips |
GBP/USD | 1.1 pips | 1.4pips | 1.1pips | 1.1pips | 1.3pips |
GBP/JPY | 1.3 pips | 2.0pips | 1.7pips | 1.4pips | 1.0pips |
AUD/USD | 1.1 pips | 1.6pips | 1.2pips | 0.8pips | 1.6pips |
STP口座はドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、オーストラリアドル/ドルの通貨ペアにおいて、他の海外FX業者よりも狭いスプレッドを実現しています。
一方、ECN口座は圧倒的にGEMFOREXのスプレッドが狭いですが、ポンド/ドルのスプレッドに関してはGEMFOREXよりも狭くなっています。
LANDFXと国内FX業者のメジャー通貨のスプレッドを比較
DD方式を採用している国内FXは、海外FXに比べてスプレッドは全体的に狭いです。
以下の表は、主要国内FX業者とLANDFXのスプレッドをまとめています。
LANDFXのスプレッドは、STP口座とECN口座の中でもっとも狭いスプレッドを示しています。
通貨ペア LANDFX みんなのFX YJFX! 外為オンライン 外為どっとコム
通貨ペア | LANDFX | みんなのFX | YJFX! | 外為オンライン | 外為どっとコム |
USD/JPY | 0.9 pips | 0.3pips | 0.3pips | 1.0pips | 0.3pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.3pips | 0.4pips | 1.0pips | 0.4pips |
EUR/JPY | 0.9 pips | 0.4pips | 0.5pips | 2.0pips | 0.5pips |
GBP/USD | 1.1pips | 0.7pips | 1.0pips | 3.0pips | 1.0pips |
GBP/JPY | 1.3 pips | 0.9pips | 1.0pips | 3.0pips | 1.0pips |
AUD/USD | 0.9 pips | 0.7pips | 0.9pips | 2.0pips | 0.7pips |
このように、国内FXのスプレッドの狭さが際立っています。
国内FXのスプレッドと同水準でトレードできるのは、海外FX業者GEMFOREXのECN口座くらいです。
これだけ見ると国内FXの方がお得に感じるかもしれませんが、海外FX業者と取引方式が異なるため、単純にスプレッドの狭さだけで比較的できない部分もあります。
以下、国内FXと海外FXの取引方式の違いをまとめた表です。
項目 | 国内FX | 海外FX(LANDFX) |
取引方式 | DD方式(相対取引) | NDD方式(インターバンク取引) |
取引の透明性 | 低い | 高い |
追証 | あり | なし |
レバレッジ | 最大25倍 | 規制なし(100~1000倍以上) |
業者の収入源 | ・スプレッド ・トレーダーの損失分 ・スリッページ ・スワップポイント ・取引手数料 | ・スプレッド ・スワップポイント ・取引量 |
相対取引を行なう国内FXでは、トレーダーの損失も業者の利益にします。
また、意図的なスリッページも多く、これらが収入源となるため、海外FX業者よりも国内FX業者の方が狭いスプレッドを実現できるのです。
スプレッドが狭いからと言って、LANDFXより国内FXの方が有利に取引できるわけではありません。
むしろ、透明性が高いLANDFXの方が安心してトレードができます。
LANDFXのスプレッドが広がる時間帯とタイミング

LANDFXは変動スプレッドを導入しているため、相場の状況に応じてスプレッドは変動します。
スプレッドがもっとも狭いタイミングであれば、マイナススプレッドになる場合もあるほどです。
しかし、取引量の変化や市場の状況によってはスプレッドが急に広がる場合もあります。
LANDFXのスプレッドが広がる時間帯やタイミングは、
- 早朝
- 重要指標発表前後
- 月曜日の窓空け
などです。

早朝
LANDFXのスプレッドが広がるタイミングに、“早朝”があります。
特に朝の6時から7時頃にスプレッドが広がりやすい特徴がありますが、これは世界三大市場の東京市場やロンドン市場、ニューヨーク市場がいずれもクローズしているためです。
取引量が大幅に減り、流動性が低下することでレートの動きも大きくなるのです。
LANDFXの早朝の最大スプレッドは、
- USD/JPY=13pips
- EUR/JPY=20pips
- GBP/JPY=56pips
- EUR/USD=14pips
このように、スプレッドは大きく広がる場合があります。
特にGBP/JPYのスプレッドの広がり方が大きく、平均スプレッドはSTP口座で1.2pipsに対し、早朝の最大スプレッドは56pipsと50倍近く増えています。
早朝時の取引は避けた方が良いでしょう。
重要指標発表時
LANDFXのスプレッドが広がりやすいタイミングとして経済指標発表前後があります。
特に、
- 失業率
- GDP
- 消費者物価指数
- ISM
- FOMC
などの経済指標はスプレッドに大きな影響を与えます。
LANDFXの重要指標発表前後における最大スプレッドは以下の通りです。
- USD/JPY=3pips
- EUR/JPY=7pips
- GBP/JPY=12pips
- EUR/USD=3pips
早朝に比べるとスプレッドの広がり方は小さいものの、平均スプレッドの3~10倍ほどスプレッドが広がっています。
月曜日の窓空け
LANDFXのスプレッドが広がりやすいタイミングに月曜日の窓空けがあります。
海外FXは土日に取引ができませんが、世界の市場がすべて閉まるわけではありません。
土日の間にレートが動いてしまうため、金曜日の終値と月曜日の始値に差が生じる場合があります。
チャートで見ると窓が空いたように見えるため、窓空けと言われています。
窓空けも取引が活発になるため、スプレッドが広がりやすいタイミングです。
LANDFXの窓開けにおける最大スプレッドは以下の通りです。
- USD/JPY=6pips
- EUR/JPY=14pips
- GBP/JPY=25pips
- EUR/USD=6pips
窓空けに関しても、特にポンド/円の通貨ペアのスプレッドが広がっているのが分かります。
LANDFXのスプレッドが狭い理由
LANDFXのスプレッドは、平均スプレッドで見ると他の海外FX業者に比べてかなり狭いのが分かります。
LANDFXのスプレッドが狭い理由は、変動スプレッドを導入してスプレッドに幅をもたしているためです。
相場が安定している時なら狭いスプレッドで取引ができますが、早朝や窓空け、経済指標発表時のスプレッドの広がり方を見ても分かるように、相場が不安定になると他の海外FX業者よりもスプレッドの広がり方は大きいです。
つまり、相場変動に弱い業者とも言えます。
他にもサーバーが安定しておらず、肝心なときに取引が強制停止になるなどネガティブな噂も少なくありません。
平均スプレッドは狭いものの、いつでも安定して狭いスプレッドで取引できる業者ではなく、極めて相場が安定している時に限り、狭いスプレッドで取引できる業者になります。
また、LANDFXはスプレッドの狭さを売りにしているものの、サーバーが安定して平均スプレッドがより狭いGEMFOREXの方が狭いスプレッドで安定して取引ができます。
LANDFXのスプレッドの特徴!口座別・通貨ペア・他業者とスプレッドを徹底比較まとめ
LANDFXは平均スプレッドが狭い業者と言えますが、サーバーが不安定でスプレッドが変動しやすいデメリットがあり、安全にレバレッジを使ったトレードができる業者とは言えません。
特に早朝、経済指標発表時、窓空け時のスプレッドの広がり方は異常です。
また、ゼロカットシステムがあるので追証はありませんが、追証を受けるためには申請しなければなりません。
スプレッドが狭い業者を選ぶなら、サーバーが安定してスプレッドの変動幅が小さい業者を選びましょう。
例えば、海外FX業者GEMFOREXなら、
- STP口座のスプレッドの狭さはトップクラス
- ECN口座のスプレッドの狭さは業界ナンバー1
- サーバーが安定している
- 追証なしのゼロカットシステム
- 1000倍レバレッジ、スキャルピングに寛容
- 豪華な口座開設ボーナス、入金ボーナス
など、低スプレッドで取引できるだけでなく、低スプレッドを活かしたトレーダーができる環境も整っています。

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最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット | 約定率 |
1000倍 | 50% | 〇 | 99.79% |
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