・米ドル/カナダドルのスプレッドって広い?
・米ドル/カナダドルのスプレッドが狭い海外FX業者ってどこ?
・米ドル/カナダドルのスプレッドに適したトレード手法って何?
米ドル/カナダドルの通貨ペアで取引するにあたり、スプレッドの狭さやおすすめの業者、トレード手法が気になるという方もいるでしょう。
海外FXのスプレッドが狭い業者を選ばないと、余分なコストを多く支払うことになります。
海外FX歴10年以上の筆者は、さまざまな業者で米ドル/カナダドルの通貨ペアで取引を行ってきました。
この記事は、米ドル/カナダドルのスプレッドの特徴やおすすめのトレード手法、今後の見通しなどをまとめています。
各業者の平均スプレッドが分かるので、米ドル/カナダドルで取引を行う場合の海外FX業者選びの参考になります。
結論から言うと、米ドル/カナダドルのスプレッドが狭いおすすめの海外FX業者はGEMFOREXです。
それでは詳しく見ていきましょう。
この記事のポイント
「GEMFOREX」の米ドル/カナダドルのスプレッドは、一般口座で2.2pips。スプレッドが狭い口座では0.8pipsです。
さらにGEMFOREXは、取引手数料が無料!
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も く じ
スプレッドとは?
スプレッドとは、通貨ごとに設定されている買値・売値の2つの価格差。
スプレッドには共通単位としてpipsが使われており、pips・ドル・円の関係は次のようになります。
「1pips=1銭=0.01円=0.01セント=0.0001ドル」
たとえば、USD/CADの買値が1.30122ドル、売値が1.30111ドルだったとします。
この場合のスプレッドは次の通りです。
「1.30122ドル-1.30111ドル=0.00011ドル」となり、pipsに変換すると1.1pipsになります。
FXは買値で注文したら売値で決済、売値で注文したら買値で決済しなければなりません。
さきほどの例だと、買い注文でも売り注文でも注文を入れた時点で1.1pipsの損失が発生していることになります。
トレーダーは1.1pipsの損失を回収しながら利益を増やすことになります。
スプレッドが狭いほど、回収するコストが少なく取引コストを抑えることができるというわけです。
スプレッドについてくわしく説明したページがあります。こちらもご参考ください。
米ドル/カナダドル(USD/CAD)の特徴
米ドル/カナダドルの特徴について以下の順番で解説します。
- 米ドル/カナダドルとは
- 米ドル/カナダドルの価格が動く要因
- 米ドル/カナダドルの取引で注意すること
1つずつ見ていきましょう。
米ドル/カナダドルとは
米ドル/カナダドルとは、アメリカが発行している米ドルとカナダが発行しているカナダドルの通貨ペアになります。
カナダはイギリス連邦に属しているものの、地理的な関係からアメリカとの結びつきが強いため、カナダドルは米ドルと似たような値動きをします。
また、カナダの産物は石油・天然ガス・金属などのエネルギーや鉱物資源が中心となっているので、カナダドルは豪ドルに並ぶ資源国通貨の1つでもあります。
米ドル/カナダドルの価格が動く要因
カナダとアメリカは隣国で貿易取引も盛んに行っていることから、経済指標による米ドルの通貨強弱やアメリカ経済、資源価格などが米ドル/カナダドルの価格に影響を与えます。
資源の需要が大きくなると資源価格が高騰して利益も多くなるので、米ドルに比べてカナダドルの価値が相対的に高まります。
反対にアメリカ経済が上向きになると、米ドルの通貨が相対的に強くなることからカナダドルの価値が下がって下落します。
また、時間帯で見るとニューヨーク市場がオープンする頃に、米ドル/カナダドルの取引が活発に行われることから値動きも大きくなりやすい特徴があります。
米ドル/カナダドルの取引で注意すること
アメリカとカナダの雇用統計情報の発表は同日・同時刻に行われることが多いため、他の通貨ペアに比べると値動きが大きくなりやすい特徴があります。
また値動きが大きくなるとスプレッドも拡大するため、平均スプレッドよりもかなり広いスプレッドでの取引になる点にも注意が必要です。
予想しない値動きやスプレッドの拡大によって大きな損失を被らないためにも、アメリカやカナダで雇用統計情報が発表されるタイミングは、できるだけエントリーを控えることをおすすめします。
米ドル/カナダドル(USD/CAD)のスプレッドを海外FX10社で比較
海外FX | 一般口座 | スプレッドが狭い口座 | 解説 |
---|---|---|---|
![]() | 2.2pips | 0.8pips | 解説ページ |
![]() | 2.4pips | 1.8pips | 解説ページ |
![]() | 2.1pips | 1.2pips | 解説ページ |
![]() | 3.0pips | 1.0pips | 解説ページ |
![]() | 2.2pips | 1.2pips | 解説ページ |
![]() | 2.7pips | 1.0pips | 解説ページ |
![]() | 2.2pips | 1.1pips | 解説ページ |
![]() | 2.2pips | 1.7pips | 解説ページ |
![]() | 2.3pips | 1.2pips | 解説ページ |
![]() | 2.8pips | 1.3pips | 解説ページ |
上の表は、米ドル/カナダドルのスプレッドを人気の海外FX業者10社で比較した表です。
海外FX業者の多くは、一般口座とスプレッドの狭さに特化した口座タイプを提供しています。
スプレッドが狭い口座は、スプレッドが狭い代わりに取引手数料がかかる場合や、一般口座よりも初回入金額が高めに設定されている中級者以上向けの口座です。
比較表は、取引手数料を含めたスプレッドで比較しています。
米ドル/カナダドルの平均スプレッドは、一般口座だと2.1pips〜3.0pips、スプレッドが狭い口座だと取引手数料を含めて0.8pips〜1.7pipsです。
またスプレッドが狭い業者は、一般口座だとAXIORYの2.1pips、スプレッドが狭い口座だとGEMFOREXの0.8pipsでした。
ちなみにGEMFOREXのスプレッドが狭い口座(ノースプレッド口座)は、取引手数料無料となっています。
米ドル/カナダドル(USD/CAD)のスワップポイント一覧
海外FX | 買いスワップ | 売りスワップ | 解説 |
---|---|---|---|
![]() | -240円 | -280円 | 解説ページ |
![]() | -348円 | -358円 | 解説ページ |
![]() | -281円 | -315円 | 解説ページ |
![]() | -356円 | -412円 | 解説ページ |
![]() | -254円 | -264円 | 解説ページ |
![]() | -256円 | -292円 | 解説ページ |
![]() | -323円 | -415円 | 解説ページ |
![]() | -301円 | -352円 | 解説ページ |
![]() | -250円 | -275円 | 解説ページ |
![]() | -310円 | -325円 | 解説ページ |
上の表は、人気の海外FX業者10社のスワップポイントを比較した表です。
この表をもとに、米ドル/カナダドルのスワップポイントについて以下の順番で解説します。
- スワップポイントとは
- 米ドル/カナダドルのスワップポイントの特徴
1つずつ見ていきましょう。
スワップポイントとは
スワップポイントとは、取引する通貨ペアの2カ国間の金利差によって発生する損益です。
金利の低い通貨で金利の高い通貨を購入すればスワップ利益、金利の高い通貨で金利の低い通貨を購入すればスワップ損失が発生します。
スワップポイントの損益は1日1回付与されるため、スワップ利益が出る通貨ペアのポジションを保有すれば、ポジションの保有日数に応じてスワップ利益を増やせます。
ちなみに、スワップポイントは買いも売りもマイナスになる通貨ペアがあります。
これはFX業者がスワップポイントから一定の手数料を差し引いているためです。
1つのポジションを長期的に保有されてしまうと、海外FX業者にスプレッドの収入が入ってこなくなります。
そこで、ポジションを長期保有するトレーダーからは、スプレッドの代わりにスワップポイントから取引手数料を回収しています。
ポジションを長期保有する場合、スプレッドよりもスワップポイントの方が重要になります。
米ドル/カナダドルのスワップポイントの特徴
米ドル/カナダドルのスワップポイントは、比較表を見ても分かるように買いも売りもマイナススワップになります。
買いも売りもスワップポイントがマイナスになるのは、米ドルとカナダドルの金利差が小さいためです。
1ロットあたり1日200円〜300円のスワップポイントが差し引かれるため、米ドル/カナダドルで取引する場合はポジションを長期保有するトレード手法はおすすめしません。
米ドル/カナダドル(USD/CAD)のおすすめのトレード手法
米ドル/カナダドルのおすすめのトレード手法は次の2つです。
- 一般向口座ならデイトレード
- スプレッドが狭い口座ならスキャルピング
それぞれ解説していきます。
一般向口座ならデイトレード
デイトレードは、数時間から1日間隔で取引を行うトレード手法です。
FXではスタンダードなトレード手法で、テクニカル分析の効果が出やすいことから初心者にも向いています。
1回で狙う利幅が大きいことや取引回数が少なくスプレッドの負担が小さいことから、スプレッドがやや広い一般向け口座で取引する場合にデイトレードをおすすめします。
スプレッドが狭い口座ならスキャルピング
スキャルピングは、数秒から数十分間隔で取引を行うトレード手法です。
スキャルピングは小さな利益を積み上げていくスタイルで、1日に数十回から数百回を超える取引になることもあります。
取引回数が多くなるので、スプレッドの狭さがより重要になります。
そのため、スキャルピングはスプレッドが狭い口座タイプで行うのがおすすめです。
米ドル/カナダドル(USD/CAD)の見通し
米ドル/カナダドルの直近の値動きは、2020年3月に1.46ドルの高値を記録したのち、2021年5月には1.22ドルまで下落しています。
コロナショックによってドルが売られたことによる上昇と、コロナショックが落ち着いたことを受けての下落となっています。
現在は原油価格の高騰によって1.30ドルまで上昇しています。
今後も原油価格の高騰の影響を受けて価格が上昇することが予想されます。
一方、アメリカも利上げを行うなど景気が上向きになっていることから、原油価格の高騰が落ち着いてくるとドル高に進むことが予想されます。
ウクライナ、ロシアなどの地政学リスクによる価格の急変動も起こりうることから、ポジションを持ちすぎないようにすることやスキャルピング・デイトレードなど時間軸が短いトレード手法で取引を行うことなどを意識しましょう。
米ドル/カナダドル(USD/CAD)のスプレッドに関するよくある質問
ここでは、米ドル/カナダドルのスプレッドに関するよくある質問をまとめています。
- 米ドル/カナダドルの平均スプレッドはどれくらいですか?
- 米ドル/カナダドルの平均スプレッドが狭い海外FX業者はどこですか?
- 米ドル/カナダドルのスプレッドで注意することはありますか?
米ドル/カナダドルの平均スプレッドはどれくらいですか?
一般口座の平均スプレッドはだいたい2.0pips〜3.0pips、スプレッドが狭い口座は取引手数料を含めてだいたい1.0pips〜2.0pipsほどです。
米ドル/カナダドルの平均スプレッドが狭い海外FX業者はどこですか?
一般口座はAXIORY、スプレッドが狭い口座はGEMFOREXです。
米ドル/カナダドルのスプレッドで注意することはありますか?
雇用統計情報発表時はスプレッドが急拡大しやすいため、ポジションを早めに決済してエントリーを控えることをおすすめします。
まとめ:米ドル/カナダドル(USD/CAD)のスプレッドについて
米ドル/カナダドルのスプレッドは、一般口座だとだいたい2.0pips〜3.0pips、スプレッドが狭い口座だとだいたい1.0pips〜2.0pipsほどです。
スプレッドがやや広めの一般口座はデイトレードがおすすめで、スキャルピングをするならスプレッドが狭い口座タイプをおすすめします。
ちなみにスプレッドが狭い海外FX業者は、一般口座がAXIORYでスプレッドが狭い口座はGEMFOREXでした。
スプレッドの狭さは取引回数が多いスキャルピングで重要になるので、スプレッドの狭さで海外FX業者を選ぶならGEMFOREXをおすすめします。
「GEMFOREX」のスプレッドが狭い口座(ノースプレッド口座)は取引手数料が無料なので、スプレッドのみで取引ができるメリットもあります。
筆者がおすすめする人気海外FX会社GEMFOREX

GEMFOREXの詳細 | |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | 〇 |
約定率 | 99.99%が0.78秒以内に執行 |
最低取引枚数 | 1,000通貨 |
ドル円スプレッド | 1.2pips~ |
手数料 | 無料 |
日本語サポート | 24時間 |
金融ライセンス | モーリシャス金融ライセンス(GB21026537) |
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